pegawa's blog

昔 ピープルという ビデオレンタル屋がありました 都築さまより<a href=http://roadsidediaries.blogspot.com/2009/11/blog-post_11.html>ビデオ・スターの死</a>

ピープルと猫

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こんなタイトルであるけれど、

別に店で猫を飼っていたわけではない。

時々、大家さんの猫が、開けっ放しのドアから入ってきたり、

ノラ猫が入り込んだりすることはあったが。

 

ビデオ屋でバイト始めたのは1985年。

そのちょっと後から、1匹の猫を

当時住んでいたアパートで飼い始めた。

名前はパンク。

白黒の猫であった。

もらいっ子。

いつのまにやら、もう一匹ふえた。

名前はテクノ。

なんといい加減な名前つけ。

またまたいつのまにやら子供が増えて

そいつらの名前は、ピストルやらクラッシュやらジャムやらラモーンやら・・・

気がついたら、トイレ炊事場共同アパートの4畳半に猫10匹以上が走り回っていた。

 

当時、僕の住んでいたアパートの住人は

バンド関係がちらほら・・・・

否、ほぼ全員バンドマン!

みんな僕の紹介!

 

1人だけ知らない人がすんでいたが、

かなり迷惑だったであったのであろう。

会うたびに怒っていた。

後に俳優として活躍している。

 

で、子猫のほうはモラワレタリ、ネズミに連れて行かれたりしながら、

順調に減って、また数匹になった・・・と思いきや!

子猫が子猫を生んでまた増えた!

 

パンクは、申し訳ないと思ったか、たぶん近所にあった魚屋さんから

イカをマルマル咥えて持ってきたりしていた。

猫はイカ食べたらダメなのに。

 

で、その頃の子猫のことは名前も覚えてない。

すぐ貰われていったし。

 

最終的に1匹だけが残った、

その猫は当時ビデオ屋でバイトしてたイッツオンリーロックンロール君(あだ名)の家に

貰われたのだが、

そこの家で飼えなくなったので、

とりあえずちょっとの間だけ預かるということで、

我が家に里帰りしてきた。

いつかは帰るということなのに、

そのままずっと預かり続けることになってしまったのだが。

 

たまに本物の飼い主が

やってくると、

足音がしただけで、ものすごい勢いで

押入れに隠れ 「フーフー」怒る猫。

なにがあったやら・・・・

本物飼い主の彼は、ダメなバイトだったので、

なにかダメなことがあったのだろう・・・

 

我が家の昔の写真に猫が時々写ってる。

写真の日付がどんどん変わるのに、

猫はまったく変わらない。

まるで『富江』のように。

 

ちなみに、その20年ぐらい前に預かった猫は

どうしてるかと言うと、

実はまだ我が家にいるのです。

 

平成になった今も。

昭和猫。

(ホントはギリ平成生まれ、たぶん)