レンタルビデオピープルは様々な雑誌の取材を受けた。
『POPEYE』
『週刊現代』
『BUBUKA』
『東京ウォーカー』
『この映画がすごい』
『散歩の達人』
『日経トレンディ』
『DIME』
自分でも忘れていたけど・・・
掲載誌が手元に残ってるだけでもこれだけ。
あと、何の雑誌かわからない切抜きもある。
だいたいが2000年前後に受けた取材。
当時商店街のウェブページが始まり、
それに関する取材が多かったのだ。
嗚呼、懐かしい。
ちなみに僕はそのころパソコン持ってなかった、
否、もちたくなかった、
否、買えなかった・・・
ので、安いセガのドリームキャストというゲームマシーンで、
インターネットをやっていたのだった。
別売りのキーボードを付けて。
それでキーボードの打ちかたも覚えた。
襲って来るゾンビをキーボードで文字打ってやっつけるゲームで。
あと、ナゼカ、ドリキャスはマウスが無かったので、
ショートカットをものすごく覚えた。
一番古いのは1998年の『POPEYE』!!!!!!!!!
すげえ!表紙がキムタク!
まあ、今でも同じように表紙になつけど・・・
止まってなあ時代。
でも15年以上前!
特集はサーフィン!
こんな雑誌でピープルは
『女優霊』
『壁の中に誰かがいる』
『ファーゴ』
薦めている!
「決してサム~くない、熱帯夜によく効く涼しげディープホラー・ラインナップ!」
だって!
こういうお題を決める取材はよくやったなあ~
「日本のサイケ映画」って特集では
『喜劇特急列車』は、脇役が新宿でヒッピーやってて
カラダに絵の具を塗りたくって、ハプニングアートをやるだけだけど・・・・
1999年に出た、別冊宝島の
『この映画がすごい 1』
には、ページ多く載っている。
まだ、月刊ではなくムック本として出たこの雑誌。
大きさは、別冊宝島と同じ、でも雑誌という不思議なスタイル。
インタビュー形式4ページ。
ビデオ屋を始めるきっかけ(まあバイトからてな、たあいのなハナシ)や、
そのころ熱心に書いていたゴマダレ批評というビデオケースに、
僕が数行のコメントを書いていた事について。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』に
{裸の大将}と書いたり、
『素顔のままに』に
{人工乳}などと書きなぐったり・・・
で、やはり『ファーゴ』と『リング』を薦めてる33歳の僕。
最後には「伝説になんかなりたくないから、がんばってる」って言ってる。
嗚呼・・・
2003年の週刊現代では
を紹介。
と、言っても
「アートっぽい映像や音楽も若者にウケてる理由でしょう」
なんて、イキナリ識者な意見。
ただのビデオ屋の店長なのに・・・
そういえば、今は亡き恵比寿ガーデンシネマでだけ、
先行公開されたこの作品。
今では考えられない大入り!
公開数日前で、あらゆるチケットショップから
前売りチケットが消えた!
で、公開されると、朝のオープンと同時に
夕方の回まで全席完売ってな状況だった。
そもそも、アメリカであんなに話題になっていたのに
日本では単館公開ってことが、おかしい。
雑誌でゆっくり情報が入る時代は過ぎ、
ネットで探せばすぐに情報が手に入る時代になっていたのだ。
まあ、すぐに拡大ロードショーしたけど。
そんな風に情報が雑誌からネットに移っていって
我が家のドリームキャストで情報収集できるようになっていたのである。
それを元に旧作品をプッシュしていた。
なのに、マイケル・ムーアの作品について東京中から問い合わせがあった。
そんな簡単なことも
やってる店がなかったのは不思議??