pegawa's blog

昔 ピープルという ビデオレンタル屋がありました 都築さまより<a href=http://roadsidediaries.blogspot.com/2009/11/blog-post_11.html>ビデオ・スターの死</a>

ピープルと雑誌

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レンタルビデオピープルは様々な雑誌の取材を受けた。

『POPEYE』

『週刊現代』

『BUBUKA』

『東京ウォーカー』

『この映画がすごい』

散歩の達人

日経トレンディ

『DIME』

 

自分でも忘れていたけど・・・

掲載誌が手元に残ってるだけでもこれだけ。

あと、何の雑誌かわからない切抜きもある。

だいたいが2000年前後に受けた取材。

当時商店街のウェブページが始まり、

それに関する取材が多かったのだ。

嗚呼、懐かしい。

 

ちなみに僕はそのころパソコン持ってなかった、

否、もちたくなかった、

否、買えなかった・・・

ので、安いセガのドリームキャストというゲームマシーンで、

インターネットをやっていたのだった。

別売りのキーボードを付けて。

それでキーボードの打ちかたも覚えた。

襲って来るゾンビをキーボードで文字打ってやっつけるゲームで。

あと、ナゼカ、ドリキャスはマウスが無かったので、

ショートカットをものすごく覚えた。

 

一番古いのは1998年の『POPEYE』!!!!!!!!!

すげえ!表紙がキムタク!

まあ、今でも同じように表紙になつけど・・・

止まってなあ時代。

 

でも15年以上前!

特集はサーフィン!

こんな雑誌でピープルは

『女優霊』

『壁の中に誰かがいる』

『ファーゴ』

薦めている!

「決してサム~くない、熱帯夜によく効く涼しげディープホラー・ラインナップ!」

だって!

こういうお題を決める取材はよくやったなあ~

「日本のサイケ映画」って特集では

ゴジラヘドラ』『喜劇特急列車』なんか紹介したなあ~

『喜劇特急列車』は、脇役が新宿でヒッピーやってて

カラダに絵の具を塗りたくって、ハプニングアートをやるだけだけど・・・・

 

1999年に出た、別冊宝島の

 『この映画がすごい 1』

には、ページ多く載っている。

まだ、月刊ではなくムック本として出たこの雑誌。

大きさは、別冊宝島と同じ、でも雑誌という不思議なスタイル。

 

インタビュー形式4ページ。

ビデオ屋を始めるきっかけ(まあバイトからてな、たあいのなハナシ)や、

そのころ熱心に書いていたゴマダレ批評というビデオケースに、

僕が数行のコメントを書いていた事について。

 

フォレスト・ガンプ/一期一会』に

 {裸の大将}と書いたり、

 

『素顔のままに』に

 {人工乳}などと書きなぐったり・・・

 

で、やはり『ファーゴ』と『リング』を薦めてる33歳の僕。

 

最後には「伝説になんかなりたくないから、がんばってる」って言ってる。

嗚呼・・・

 

2003年の週刊現代では

ボウリング・フォー・コロンバイン

を紹介。

と、言っても

「アートっぽい映像や音楽も若者にウケてる理由でしょう」

なんて、イキナリ識者な意見。

ただのビデオ屋の店長なのに・・・

 

そういえば、今は亡き恵比寿ガーデンシネマでだけ、

先行公開されたこの作品。

今では考えられない大入り!

公開数日前で、あらゆるチケットショップから

前売りチケットが消えた!

で、公開されると、朝のオープンと同時に

夕方の回まで全席完売ってな状況だった。

そもそも、アメリカであんなに話題になっていたのに

日本では単館公開ってことが、おかしい。

雑誌でゆっくり情報が入る時代は過ぎ、

ネットで探せばすぐに情報が手に入る時代になっていたのだ。

 

まあ、すぐに拡大ロードショーしたけど。

 

そんな風に情報が雑誌からネットに移っていって

我が家のドリームキャストで情報収集できるようになっていたのである。

それを元に旧作品をプッシュしていた。

なのに、マイケル・ムーアの作品について東京中から問い合わせがあった。

そんな簡単なことも

やってる店がなかったのは不思議??