やはり、このお題は避けて通れない。
レンタルビデオ屋ピープルは、その素敵な映画のラインナップと
通受けするマニアックでカルトなトンガリキッズ受けする品揃えで好評で・・・。
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!!!
でもね!!!
それ!
まったく儲からないの!!!
はっきり言って、
ビデオテープソフト一本、1万6千円で買って、一回500円で貸して、
それがマニアック作品だと、レンタルしてもらえるのは
せいぜい2~3回。
しかも3年に一度とかいう頻度。
そんなブツがナガーーーーーーーーイ、
ロングテーーールで置いてあると貴重品。
ものによっては、店に置いてあるのを
「エライ!」
「スゴイ!」
と褒められるだけ・・・・
褒められるけど、経営的には1万5千円の赤字!
それが1本2本じゃない!
多い月は30本以上!
デレクジャーマン!ホドロスキー!なんてのはメジャー。
まだまだ、知らない監督!知らない国の作品!
アフリカ!北朝鮮!インドネシア!カンボジア!
日本の自主製作!!
1万5千円×30・・・・。
どう?
シビレル?
そこでエロ!!!
『ダイヤモンド映像』!
『ビップ』!
『宇宙企画』
『KUKI』!
ピープルが強かったのは、
『V&R』・・・・。
そこでもマニアック!
嗚呼・・・
でも回転力が段違い!
ものによっては、3ヶ月以上出っ放し!
「エロで稼いで、アートで大損!」
それがピープルの合言葉。
ビデオレンタル屋全部がそうだと思ったんだけど、
実は
「エロで稼いで、スナック、パチンコで大損!」
てな、雰囲気の業界だった。
同業者の集まりにたまに顔出して、
営業マンに、
「最近、劇場で何観た?」
って聞いても
「え?そんな映画のハナシ社内でしたら『仕事しろ!』って叱られます!
それより、あのスロットの台やりました?」
って聞かれる始末。
ホントにマニアックだった、高円寺オービスさんなんか
最後まで(2013年5月末に閉店)エロは棚に並べてなかったものなあ・・・・・。
尊敬します!
それに比べるとホント、チャランポランなピープル。
今だから、告白すると・・・・。
実は、エロはほとんど見たことはない!
『V&R』はよく見たけど、アレ、エロほとんどないドキュメントだし・・・。
普通のカラミオンリーのヤツは皆無!
だって・・・恥ずかしいんだもの!!!